雪合戦とは?

今、雪合戦が、アツい。

雪合戦は、子どもの遊びの範疇を超え、
今やれっきとしたウィンタースポーツとなった。
北海道発祥のスポーツ雪合戦は、今年で誕生から23年を迎える。
国際ルールも制定されており、毎年、北海道の昭和新山で、
事実上の世界一決定戦である「昭和新山国際雪合戦」が開かれているほか、
フィンランドでは欧州選手権も行われている。
競技人口は2万人とも3万人ともいわれる。
白銀のコートで、雪球を投げ合い、
チームの仲間とともに、知力・体力・判断力・精神力を競う。
雪合戦は、スリルとドラマに満ちた、スポーツなのである。

そんな雪合戦に、変革が起きている。
雪が無い環境でも雪合戦ができるよう、
ルールや用具に工夫が施されてきている。
事実、本場北海道では、冬の雪合戦と並んで、
夏場のビーチ雪合戦大会も定着しつつある。

さらにもうひとつ、変革が起きている。
世代交代が始まっているのだ。
昨年の昭和新山国際雪合戦では、レディースの部で、
大学生チーム「NEXCO東日本−娘」が、
それまで3連覇していたベテランチームを下して、女王の座を奪った。
雪合戦の大会が始まってから、およそ20年。
雪合戦の、新しい時代への、幕が開いた瞬間だった。

新しい時代の波は、東京にも波及してきた。
関東初の学生雪合戦サークル「早稲田雪合戦の会」が、一昨年の秋発足したのだ。
昨夏は、平塚のビーチで、
「夏の雪合戦!!第1回東京六大学サークル対抗ビーチ雪合戦フェスティバル」を主催、
東京六大学の様々なサークルに参加していただき、
平塚のビーチに大勢の大学生たちの歓声がこだました。

今、雪合戦は、アツい。
雪のない東京から、そして新しい時代を作っていける大学生から、
雪合戦のムーヴメントを起こしていこう。
夏の雪合戦は、新しい形の雪合戦の提案であり、
新たな可能性に満ちた、この夏最もホットなスポーツなのだ。

inserted by FC2 system